Q33.栽培〜製品まで
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栽培過程と製造過程における認証
オーガニック認証は栽培における認証と製造における認証とは違います。
オーガニックコットンを使っている製品であっても製造過程がオーガニック
認証工程で作られたものあるとは限りません。

すべてにおいてオーガニック認証がなされている場合は2種類の証明書が発行されます。

アメリカやヨーロッパでのオーガニックの認証に関しては日本と比べて歴史が深く(30年ほど)そして日常生活の中においての有機認証マークは当たり前のものとなっています。

そもそもオーガニックで栽培し、安全であることという証明をするという認証は
アドルフ・シュタイナー思想からの発祥といわれています。
シュタイナーはドイツの生まれの人です。ゲーテの研究をし、神学を学び歴史
上で有名な人たちと交わりながらシュタイナー学校を設立した人です。

シュタイナー思想・教育は独自の医療・農業・教育それぞれの分野の治療方法、栽培方法、教育方法などをある一定のベースの上で確立している思想(教育方法)です。著作もかなりたくさんあります。
日本でシュタイナーといいますと「教育」が有名です。農業では「ダイナミック農法」といわれる「精霊」たちと交わりながら農産物を作るという思想が徐々にではありますが、行われています。

しかし、「ダイナミック農法」に関しての関心は日本国内における有機認証に関連して情報が徐々にでてきた、というもののようです。

欧米と比べると日本は有機認証に関して立ち遅れています。
じゃあ、日本はどうなの?
日本国内で「オーガニック」と名を付けて販売されているものは2種類あります。
一つは国産のもの、一つは輸入もの・・・

海の外から見ると日本ほどオーガニックで美味しい国はないといわれているようです。そのためどんどん日本には海外からの有機認証商品が入ってきています。それも比較的安価に。

日本国内でどれだけがんばってオーガニック認証取得製品あるいは遵守製品を作っても太刀打ちできない状態です。

そんな中で有機農産物は輸入物より国産のものの方がまだ安全と呪文と説きながらがんばっている人たちがたくさんいます。

じゃぁ、なぜオーガニック認証をとらないのか?という疑問があるかと思います。

理由として
身近にあるオーガニック認証に問題がある と思っている場合
有機でがんばって生産しても認証作業のための経費がでない 場合

身近なところにあるオーガニック認証に問題があると感じ、海外機関を通して認証は数百万という費用が発生します。その費用の壁で海外認証の取得を断念している人たちがたくさんいます。

じゃあ日本にも海外認証ができる機関を作ればいい。。。と思われるでしょう。
まず、日本にIFOAM所属の機関がありません、その設立をしなければいけません。しかし、IFOAM準拠の機関を作るには今のところ人材、設備などあらゆる点であまりにも無理すぎる現実があります。

そのかわりといっては何ですが、海外の有機認証はISOの基準に基づいてなされているため、環境ISO取得をしてしのいだりしているところもあります。

有機JASは主に農産物とその生産工程における認証はなされていますが、衣類などの分野に関してはまだまだというところがあります。

とある国のオーガニック認証は国自身きちんと理解していない、生産している人たちも理解していなく、国際的にみてもオーガニックとは言い難いものであっての有機認証付き農産物、というような現実もあります。

オーガニック製品に関しては海の向こうばかりみていないで、足下をしっかりみていないと足をすくわれかねません。それぞれの事情をしっかり把握し、公開されている情報をしっかり読み、わからないところは質問する。という姿勢が大切です。